インタビュー:コメント07

キンタロスイマジン役 てらそま まさきさん 劇場版「超・電王&ディケイド」公開記念インタビュー

てらそま まさきさん
てらそま まさき
プロフィール
1962年5月8日生まれ。桐朋学園大学短期大学部演劇科を卒業後、劇団俳優座に所属。
舞台俳優としてのキャリアを積む一方で、1984年『Wの悲劇』で映画デビュー。
『仮面ライダーBLACK』、『RX』ではシャドームーンの声を当てたのをはじめ、90年代には、東映特撮ヒーロー作品で俳優&
声優として度々ゲスト出演している。
『ER緊急救命室』ルカ・コバッチュ役をはじめ、洋画吹き替えも多い。

撮影:飯塚康裕

取材:豊田朋久

Q1.世代的にはどの辺りの仮面ライダーをご覧になっていましたか?
 まさに藤岡弘(現、藤岡弘、)さんの最初のライダーを熱狂的に観ていた世代ですよ。この取材の前に『ガンバライド』で遊ばせていただきましたが、ショッカーライダーとかも出てきて非常に懐かしかったですね。今も続いている「ライダー」ですが、それを最初に支持したのが僕らだったわけですね。実際に観ていたのは『V3』くらいまでで、その後は『仮面ライダーBLACK』でシャドームーンの声を当てて、さらに『アギト』でのゲスト出演、そして『電王』と、それこそ40年前に熱中していた夢の世界に関わることが出来たわけですが、本当に有難いことですね。
Q2.中でも『電王』は現在でも大きな支持を集めていますが、出演者から見て、どういったところに人気の秘訣があると?
 初期のライダーはオールアフレコで、声優さんがキャラクターに息吹を与えていたのですが、それと同じようなちょっと懐かしい空気を『電王』にも感じるんですよ。関ちゃん、遊佐ちゃん、僕、鈴村くん、大塚さん、三木くん、そして毎回登場する敵イマジンも大勢の声優が演じていたわけですが、そういった部分に「手作り感」があり、CGで描かれたデンライナーをはじめとした「新しさ」と「レトロ感」が一緒になったのが『電王』の魅力だったんじゃないかって。(『電王』を)やりながらそんな風に思っていたんですよね。それと撮影、編集を経て、僕らが声を入れて、最終的にオンエアに視聴者に届くわけですが、作品が完成するまでの各段階で、相乗的に面白さが加わって行くんです。そこも支持された大きな要因だったかと思います。『電王』をどうして好きになってもらえたかといえば、やっぱりスタッフみんなが楽しんでやっているからではないでしょうか。現場でも「『電王』は楽しい」って口々に言うんですよね。
Q3.今回、『ガンバライド』という、ゲームの中でアックスフォームの声を担当されるということですが、いかが思われましたか?
 『電王』に関しては、歌も歌いましたし、カルタになったり(笑)、コンテンツが色々と増えて行くのは、僕としては楽しみでもあるんです。『ガンバライド』については、最初の時点で詳しい内容までは聞かされていなかったのですが、「ついにゲームにまで来たか!」って(笑)。とにかくやらせていただくほうとしては、色々な形で遊ばせてもらえて嬉しく思います。
Q4.『ガンバライド』では新しく声を録音されたわけですが、アレフコについては?
 ディレクターはテレビとは違う方だったのですが、キンタロス(=アックスフォーム)といえば、自分の持ち役でもありますから、もうどこへ行っても取り立てて苦労はありませんでしたよ。セリフ自体もテレビでいつもしゃべっていたものをピックアップしてもらいましたし、キンちゃんを演じるということでは、普段と全く変わらず、演じさせていただきました。
Q5.キンタロスを演じる上で意識されていることがあればお聞かせください。
 キンタロスは力は強いけど、それだけではなくて、心優しいといいますか、人情深いといいますか、そこが一番の持ち味だと思っています。まぁ、ふざけたりする場面もたくさんあるわけですが、やっぱり「ここぞ」というところで、身を挺して助けに行ったり、ときには「こうなんじゃないの?」と核心を突く一言を言ったりね。それも高圧的に言うのではなくて、キンちゃんらしく、人の気持ちを理解して、ちゃんと心に届くように伝える。そういった部分は常に心がけて演じるようにしています。
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