
- Q6.現在、『超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』も公開中ですが、映画についてもお聞かせください。
- 今回は、『さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』から半年程度、スパンがありましたので、「『電王』ファミリーとは、しばらく会ってないなぁ」なんて思っていたんですよ。そんなときに「やっぱり来ましたか」みたいな(笑)。実際のアフレコでは、久しぶりという感じではなく、みんなと顔を合わせたら、いつものようにパパっと進んで行って。とにかく楽しかったですね。
- Q7.映画での見どころやエピソードがあればお願いします。
- キンタロスをはじめ、4タロスが色々なキャラクターに憑依するんですよ。『キバ』のキャラクターだったり、同じ金色つながりでコーカサスだったり(笑)。でも演じる上では、誰に憑依しようが4タロスには何ら変わりありませんよ。またアフレコはテレビサイズのモニターを見て行うのですが、今回は映画ですから引きの場面も多くて、大勢のキャラクターが一同に立ち回りを繰り広げるところなどは、「自分がどこにいて、何をしているのか」を探すのがちょっと大変でした(笑)。
- Q8.イマジンの場面といえば声優さんのアドリブなども見どころとしてありますね。
- これは『ディケイド』の「電王編」のほうですが、キンタロスが夏海に憑依する場面があって、本当は「泣けるで」だったのですが「泣けるわよ」って言ってみたんですよ(笑)。実は彼女の口は「泣けるで」になっていたし、リハではやらなかったのですが、まぁ女性に憑依するということで。声はもちろん僕……キンタロスなのですが、「泣けるわよ」にしてみたらどうかなと(笑)。もちろん監督からもOKが出てOAされたわけですが、アドリブは編集でカットされてしまうことも度々あるんですよ。ですから、ここは無事に使っていただけて良かったですね。もう70%くらいは無駄口なんですけれど、それを分かりつつも、みんなでアドリブをやっていますよ(笑)。
- Q9.かつて、視聴者として夢中になり、現在は出演する側になってみて思われる、「仮面ライダー」の魅力とはどういったところにあると思われるでしょうか?
- 悪を倒すヒーローという部分での格好良さみたいなものももちろんありますが、仮面ライダーの魅力が何かといえば、やっぱり「変身」ですよね。自分たちが演じていてもそうですが、子どもたちにとっても、自分がヒーローに変われる、そして強くなって活躍する。そういった部分に憧れを抱くんじゃないかなって。
- Q10.また、てらそまさんといえばシャドームーンは現在でも非常に人気の高いキャラクターですね。
- とにかくシルバーのメカニックな雰囲気といい、格好いいですね。あの役は僕が役者をはじめて何年目という、まだまだ駆け出しの頃で、東映のアフレコスタジオで汗を流しながら、毎回必死にやっていたことを覚えています。しかも当時の「テレビ映画」はだいたいがオールアフレコで、今みたいに「抜き録り」もなく、キャスト全員が集って、フィルムをかけながら、丸1日かけてアレフコしていました。アレフコスタジオも今とは違っていて、それこそ雨の日には「雨音が入るんじゃないか」って心配したりね(苦笑)。
- Q11.シャドームーンは、カード化して欲しいという要望もすごく多いんですよ。
- 声の仕事をそれほどしていなかった頃から、共演者やスタッフに「昔、シャドームーンをやられていたんですね」と何度も言われていたんですよ。すごく支持していただけたんだなって。本当にあの時期にやらせていただけて良かったと思っています。今演じるとなると、若い頃の気持ちを取り戻さないとね(笑)。キンタロスなら今の自分が基本にありますけれど、シャドームーンは設定的には次期創世王で、王子様的な雰囲気がある。今の僕だとキングになってしまいそうですが、若さやもちろん、青二才な部分を持っていないとダメなんですよ。非常にいいキャラクターなので支持してくださるのは嬉しいのですが、ちょっと難しいですね。もちろん再び演じる機会がありましたら、自分自身を若い頃にだまくらかしてでもやりたいです(笑)。
- Q12.最後に『ガンバライド』ファンへ向けてのメッセージをお願いします。
- 自分としては、「仮面ライダー」という大きなシリーズの中で節目節目で出させていただき、とても光栄だと思っています。特に『電王』はまさかこんなに大きくブレイクすることになるとは思ってもみませんでしたが、これはもう本当にファンのみなさんの支持のおかげですね。今回、アックスフォームが『ガンバライド』というゲームにまで登場することになりましたが、これからも色々なジャンルで関われることができればなと。また『ガンバライド』には昭和と平成のライダーが一緒に出てくるということですが、これをきっかけに僕らが観ていた、ちょっとアナログ的な初期の作品から、『電王』や『ディケイド』といった最新作まで幅広く支持していただければ嬉しいですね。特にライダー同士を自由な組み合わせで戦わせられるなんて、なかなかないことだと思いますが、『ガンバライド』を通じてそれが実現できるわけですから、これはちょっとすごいですよね。とにかくカードを集めて戦ってみて、お気に入りを見つけてとことん楽しんでください。そこには是非キンタロスも加えていただいてね(笑)。
