
- Q6.『ディケイド』もいよいよ終盤ですが、現在の心境はいかがですか?
- ちょうど明日から最終回の撮影で、寂しい気持ちもちょっとあるのですが、まだまだ「終わるんだ」という実感は沸かないですね。ただ、オールアップしたときに、いい意味で「泣ける」ように頑張りたいとは思っています。結末がどうなるかは是非オンエアで確かめてほしいのですが、海東大樹の心情的な部分では、士や夏海たちが大切な仲間だと気付けるのか、というところがポイントになっていくのではないでしょうか。
- Q7.これまで海東大樹役を演じてきて思うことがあればお聞かせください。
- 海東大樹は、最初は設定も全然固まってなかったんですよ。それこそプロデューサーや監督さんも分かってないくらいで(苦笑)。ですから現場でその都度、監督さんと話し合いながら演じていきました。その上で、脚本家の方も実際の映像から取り入れてくださったりして、段々と今の大樹像が出来上がってきたんじゃないかと思います。先日も脚本家の方にお会いしたら、「大樹を描くのが楽しい」とおっしゃってくれてすごく嬉しかったですね。今はそんなに深く考え込まなくても、すぐに大樹になれるし、実際演じていてすごく楽しいですね。
- Q8.ご自身としては、大樹のどういったところに魅力があると?
- 僕自身と似ているところやそうじゃない部分があるのですが、大樹の掴みどころのない部分は自分から見てすごく魅力的ですね。悪人なのか、いい人なのか、そのギリギリさというか(笑)。ユウスケみたいにストレートではなく、ちょっと恥ずかしがったり、意地悪なことをしつつも、士や夏海を助けたりとか(笑)。でも、そういうところが大樹自身としての個性にも繋がっているんだと思います。
- Q9.映画『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』も公開中です。
- 最初に撮った場面が「ライダーバトル」のシーンで、ちょっと『ガンバライド』にも繋がっているのかなって。ここでテレビの『ディケイド』には出てこなかった、昭和のライダーをはじめて観たのですが、ちょっとした感動がありましたね。劇中では、最初はディケイドがアマゾンと戦っているのですが、大樹は、いつものように周りの空気をぶった切って(笑)、「シードは当然さ」と途中から参戦するんですよ。それでギギの腕輪を奪って「インビジブル」のカードで消えてしまうと。あれは我ながらズルイなって(一同笑)。それと、このバトルのシーンは、大きなスタジムを借りて丸1日かけて撮影したのですが、終日、屋内にいると、どうしても現場の空気が重くなりがちなんですよね。それでなんだかいつもと違う妙なテンションになっちゃって、撮影の合間には、みんなで児童誌の付録を作って遊んだりしました(笑)。
- Q10.出演者から観た、「仮面ライダー」の魅力はどういうところにあると思われますか?
- 自分もかつてそうでしたが、男の子なら誰もが必ず通る番組ですよね。特に「仮面ライダーになりたい!」と強烈に思わせてくれる、それが何より子どもたちにとって魅力的な部分ですよね。もちろん、子どもだけでなく大人が観ても充分に楽しめる部分もあって、物語の内容がとにかく深いんですよ。テレビの『ディケイド』をはじめ、『オールライダー対大ショッカー』でも、ものすごく考えさせられる内容になっています。それは決してオーバーなことじゃなくて、それこそお父さん&お母さん世代の人生観を変えてしまうくらい。自分自身も『ディケイド』への出演によって人生を大きく左右されたと思っていますが、それは観てくれる人にとっても同じなんじゃないかって。それくらい影響力がある作品だと思っています。
- Q11.では最後に『ディケイド』と、『ガンバライド』ファンへのメッセージをいただければと思います。
- まずは劇場へ足を運んで『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』を観ていただきたいなっていうのがひとつ。それから最終回が近づいてきたテレビでは、これまで色々な伏線が張り巡らされてきましたが、「あ、こうなっていたんだ!」と謎解きの部分にも注目してほしいですね。「ライダーバトル」を「なりきり感覚」で楽しめる『ガンバライド』にしろ、それがドラマとして描かれる『ディケイド』にしろ、10周年という節目の年だからこそ実現したことだと思いますし、この機会に昭和から平成まで幅広いライダーの魅力を味わっていただければ、出演者のひとりとして嬉しいですね。
